「管理不全空き家」制度ができました!固定資産税の減額措置がなくなる!?

空き家の管理が厳しくなります。

本日、国交省より発表となりました。

参考>「管理不全空き家」指定し行政が指導へ 税の減額解除も 国交省 | NHK | 神奈川県

今後、「家が建っていると、固定資産税が6分の1になって安いから、相続してもほっらたかし」ということは、できなくなります。

数年放置し、草ボウボウになって「管理不全空き家」に指定され、行政指導に従わなかった場合、固定資産税の減額措置がなくなるそうです。

具体的な法改正や施策はこれからだそうですが、「相続登記」も義務化が目前となり、家をお持ちの方は、真剣に「家の終活」を考えないといけません。

ところで、宅建業者になって、たまにご相談いただくのが「未登記物件の売買」。

ニコニコ現金払いで数十年前に建築。その後、登記せず。

家を建てたら登記をするのは、法律上の義務がありますが、罰則もほとんど適用されたことがないので、そのままになっている家が多いようです。

しかし、「相続登記が義務化」となれば、家の登記の義務も当然となります。

そして、未登記の物件は、買主リスクが大きすぎるので、一般的に販売はできません。

未登記の家の売買は、例えは悪いですが、製造年月日や原材料の記載されていないお菓子を買って食べるようなもの・・・。

法律をちゃんと遵守し、家を次の代に受け渡しましょう!

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