巧妙化する「なりすましメール」の見分け方

「なりすましメール」とは、悪意のある第三者が、実在する「銀行」や「企業」などを装った偽物のメールのことで、本文に記載されたリンクから偽装サイトにアクセスするように誘導し、住所や電話番号、口座番号などの盗み取りを目的としています。

以前は、明らかに日本語がおかしかったので、容易に気付く方も多かったですが、最近は、流暢な日本語、本物そっくりのメールになりすましてるので、気付かない方が増えています。

私は「Yahoo!メール」を使っています。かれこれ40年以上になりますでしょうか。このサイトで運営するメールアドレスや、別で運営する「和の学び舎」のメールも、Yahoo!メールに転送設定をかけています。Yahoo!のフリーメールを使う理由は、パソコン、スマホどこからでも確認できるからです。今は、フリーメールとしてすっかり定着した「Gmail」を利用する方も多いでしょう。

Yahoo!メールでは、迷惑メールフィルターを「強」にしてるので、滅多に迷惑メールは受信箱に届かないのですが、久しぶりに届いたので、注意喚起にお伝えしようと思います。

Amazonなりすましで「通常とは異なる疑わしいログインが見つかりました。 誰かがあなたの通常の支払い方法を使用しようとしました!」と、書いたメールです。

お客様のアカウントで異常な支払い活動が検出されたため、注文がブロックされ、注文や支払いなどの機能が個人資産の保護のために一時停止されました。この問題を解決するには、ログインして、画面の指示に従って請求先情報を確認してください、確認後、時間内にパスワードを変更してください。

日本語もちょっとおかしいですが、パッと見は騙されやすそうです。焦りは禁物です。知人友人がそれで騙されています。

怪しいなと思うメールが届いた際に真っ先にチェックするポイントは「差出人のドメイン(メールアドレスの@より右)です。

今回のメールは、確認したら「.ml」は「マリ(国)🇲🇱でした。

手っ取り早いのは@より右をコピペしてGoogle等で検索することです。

怪しいドメインならその情報が見つかるかもしないですし、今回は、マリから送られる時点で怪しさ満点です。通常は「.com」「.co.jp」です。

Amazonにも迷惑メールの見分け方が掲載されていますので、どうぞご参考ください。

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